Bertoiaのメンバーでもある根岸たくみ率いるアコースティック・ギター・トリオ、swimmingpoo1の新譜
『BONKRA』は前作『how to enjoy swimming』とは打って変わって「うたもの」になっていて少し驚いた。
しかし一聴すればわかるように、そこにはswimmingpoo1が持つあの何とも言えないドリーミーな感覚が一
貫して存在している。波の音やリヴァーヴ感などからはチルウェイヴを、キュートで暖かな電子音とアコー
スティックのローファイなサウンドの共存が醸し出す多彩な遊戯性から、フォークトロニカ/アルゼンチン音響
派的なものを連想させられる部分もあり、ラフなサウンドが作り出す通気性たっぷりの空間が心地良い。また、
根岸たくみの霞むようなヴォーカルも聴きどころだ。このヴォーカルが作品の持つ儚さや夢心地な雰囲気の中を
漂う様は、音がたくさん流れ込んだプールの中を泳いでいるかのようだ。

このアルバムを考える際に避けて通れないクエスチョンがある。それは、この作品がなぜ「うたもの」になった
のかというものだ。その答えはアルバムのジャケットにあるように思える。これまでの作品のジャケットは全てが
フィクション的なものであり、そこには現実はほとんど存在していなかった。だが今作のジャケットは吉祥寺という
現実の街があって、そこに想像的な生き物が配置されているといったものとなっている。ここからわかるように、
今作はリアルの要素が強い。人がそこにいるということだ。だから音楽の中にも人の声が存在しているのだ。これが
このアルバムが「うたもの」になった理由だ。しかし、そこにいる人間たちが夢見心地な気分で生きているというこ
とは、このアルバムにおける声がエフェクトによって抽象化されていることからすぐにわかる。
『BONKRA』はきっとそんな人間たちの人生にぴったりのサウンドトラックとなるだろう。

- 八木 皓平(音楽ライター)




浮遊するフォーク・ソングたち。インディ・ポップバンド『Bertoia』のメンバーとしても活躍する
根岸たくみ率いるアコースティック・ギタートリオ『swimmingpoo1』。20代最後のアンニュイでBONKURAな"うたものがたり"。

1stアルバムではアコースティックギターと電子音が優しく絡まった
"うたものがたり"を披露した彼らだが、続く2ndアルバムではボーカルを封印。
まるで"スイミングプール"を漂うようなインスト作品を発表した。
これまでの作品は学生時代に録り貯めた楽曲を中心に作り上げた"思い出"の作品集であり、
今作は大人になったBONKURA男子たちの"今"を切り出した、スイミングプール新章となる。

   

・BONKURA各楽曲、TOKYO FMにてドライバーズインフォ(交通情報BGM)+ブランニューソングとしてオンエア中。(2013/11〜)
・タワーレコード・フリー情報誌「bounce」361号にインタビュー記事を掲載頂いてます。(2013/11/25発行)




>2013/12/29(sun) [Total Feedback]@高円寺HIGH with dario, sugardrop, 溶けない名前(名古屋), EUPHRATES(大阪)

>2014/1/12(sun) [タワーレコード・インストア・ライブ]@吉祥寺店 詳細はのちほど





>Amazon  >Tower Records  >HMV  >レーベルオンラインショップ  >bandcamp


   
nm records様では数量限定サイン入りCDを販売頂いてます。CINRA.STOREではiPhoneケース、マグカップが発売中です。CDは全国のレコード店にて好評発売中。



バンド紹介:

2003年、誰もゆずらなかったためにギター3人編成のまま、地元の三鷹、吉祥寺を中心に活動を開始。
たま、七尾旅人に影響を受けたという不思議なボーカルに、アコースティック・ギターとブレイクビーツを
織り交ぜたチルウェーブ・フォークトロニカサウンドを展開。
アートワークはデビュー時よりPS「MOON」、Wii「王様物語」などで知られるゲームデザイナーの倉島一幸が担当。
過去にリリースされた3枚のCD収録曲は、ラジオの番組テーマ曲やBGM、TV-CMに起用され
ミュージックビデオは某アワードを受賞、後にWii「王様物語」のゲーム内に収録された。
※ swimmingpoo1の最後の文字は、数字の「1」。

 
・根岸たくみ:クラシックギター、ボーカル、キーボード、打ち込み ・望月ゆうさく:フォークギター、たまにボーカル ・阿部ともなり:エレキギター

>プロフィール詳細はこちら




■BONKURAとは?

怪獣や特撮、ホラーやゾンビ、カンフーのような少し悪趣味で幼稚な映画を愛する人たち。
もしくはダメ人間たちを主人公にした青春映画なんかのことを"ボンクラ映画"と呼びます。
メンバー全員30歳を目前とし、改めてBONKURAであり続けたいという思いから、アルバムタイトルに起用しました。
ちなみに根岸のオススメ映画は「アドベンチャーランドへようこそ」「バス男(ナポレオン・ダイナマイト)」
「ゴーストワールド」「チェイシング・エイミー」「スーパーバッド 童貞ウォーズ」など。

■こんどの舞台はマンガと音楽の街・吉祥寺!

swimmingpoo1の世界は夢と現実の狭間のファンタジーです。空にはクジラが飛んでいて足元をコロボックルたちが
ころころと遊んでいます。しかし、今回の作品では主人公は眠りから覚め、もう少し現実に近いところにいます。
住み慣れた吉祥寺のおだやかな風景。だけどよく見ると夢のセイブツたちの姿が。。
アートワークは吉祥寺で撮影された写真を元に倉島氏が”背コラ”したものになります。



■eznokka 1st album "Remmeldea"同時リリース



swimmingpoo1の根岸プロデュース作品が、同時リリースとなります。
アートワーク、物語りなど、クロスオーバー展開中なので是非チェックしてみてください。

 20年のときを超えたタイムカプセル!!
 世界初のスーファミRPGテクノ。ゲーム音楽をこよなく愛する作曲家
 吉野 守を中心としたユニット「eznokka(エズノッカ)」による、
 1993年リバイバルの"架空のRPGサントラ"。

 >http://novelsounds.jp/swimmingpoo1-eznokka/


出演した覚えの無いCM



>back to the swimmingpoo1



Copyright (C) 2011 swimmingpoo1 All rights reserved.